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無料でHPを作る



HP(ホームページ)というのは、多くの中小企業にとって最初に検討されるITツールのひとつだと思います。昔からHPを作成するための様々なサービスが提供されてきましたが、今も便利なサービスが多くあります。そして、無料で簡単にHPを作ることのできるサービスもあります。

有名なところで以下3つのサービス。

WiX

どれも(2020年夏現在)流行りの「ノーコード」でHPが作れるサービスになっています。他にもSTUDIOWebflowペライチといったサービスもあり、選び放題です。
ここでは当事務所のHPを最初に挙げた3つの無料サービスでそれぞれ作ってみて、感じたことなどを、少し紹介しようと思います。

まずジンドゥーで作ったHPがこちら

ジンドゥー

URLは xxx.jimdofree.com(xxxはユーザー登録時に任意に決められる)になります。そして、一番下(フッター)にジンドゥーの広告が入ります。これは無料プランでは変更・削除ができません。

どのサービスでもそうですが、最初から用意されているテンプレートを選んで、必要な部品を残しつつ改変していくとすぐに作れます。もっと写真を強調したオシャレ雑誌みたいなテンプレートもありましたが、ここでは名刺の裏に合わせて、単色の背景にしてみました。

名刺

テンプレートの部品ごとに背景色を設定する必要があり、ページ全体を同じ色に変えるのは、少し手間がかかります。何がどこで定義されているか探すパズルみたいです。ブラウザのタブのところにも表示される、ページタイトルをどこで設定できるかも、直感的には見つけられず、いろいろ探しました(管理メニュー→パフォーマンス→SEO)。
一方で、お問合せページを作るのはとても簡単で、プライバシーポリシーを記載するページも、既にあるもの(ただしほぼ空白)を編集するだけでした。

次にWiXで作ったページがこちら



URLは xxx.wixsite.com/yyy(xxxはアカウント名、yyyは任意のサイト名)となります。そして、無料プランは最上部に広告が出て、スクロールしても消えません。ファビコン(ブラウザのタブのところに表示されるアイコン)も有料プランでないと独自のものを設定できません。今回の3つのサービスの中では一番広告が目立ちますね。

WiXはテンプレートが豊富です。このビジネスなら、このテンプレート、というように具体的なデザインテンプレートをたくさん用意してくれています。当事務所のサイトで選んだテンプレートは、法律事務所のものとして提示されていました。
テンプレートから改変していくにあたっては、ジンドゥーよりもできることが多いのですが、逆にデザイン上の制約を感じました。いろいろなことができてしまうがために、元のデザインを「壊してしまう」ことも容易にできるからです。自由であるが故の難しさ。ここは良し悪しですが、簡単に作りたいのであれば、できるだけテンプレートのデザインを壊さないように、変更を最小限にすることをオススメします。
背景画像などに使える画像・動画素材を用意してくれているところはとても便利で、トップページに設定したイメージもそこで選びました。多種多様な素材が用意されています。
(補足2020/8/5:無料プランだとGoogle Analyticsが使えなかったです。これは痛い。昔は使えたような記憶がありましたが…。一応、管理ページから独自のアクセス解析は使えます。WiXはやはり、有料プランでこそ、という感じですね。)

最後にGoogleサイトで作ったのがこちら


URLは https://sites.google.com/view/xxx(xxxは任意に決められる)となります。無料でも広告が出ないところがGoogleサイトのいいところです。

ただ、テンプレートの種類は少なく、他のサービスほどスタイリッシュなページを(簡単に)作るのには向いていないです。また、ブログを書くには向かないので、当事務所では同じGoogleの別サービス「Blogger」を組み合わせて使っています。ブログがメインであれば、Bloggerだけでも良いかもしれません。

最終的にこちらを当事務所のメインページとしています(他のサービスで作ったHPも勉強のため残してあります)。なぜ、上述の3つのサービス中で「Googleサイト」を選んだかというと、Googleの提供するサービス群を組み合わせることで、どこまでやれるのかを試してみたかったからです。今回、HPを作るにあたってはGoogleの以下サービスを利用しています。

Googleサイト(HP作成・管理)
Blogger(ブログ作成・管理)
Googleフォーム(問合せフォーム)
Googleスプレッドシート(問合せ記録)
Google Domains(独自ドメイン取得・管理)
Google Analytics(アクセス解析)
※独自ドメイン取得は有料

この先、さらにYouTubeやマップ、カレンダーなどが加わるかもしれません。Googleに揃えること自体に特にメリットがあるわけではないのですが、多くは無料で使えますし、それでいて機能面での制限はほとんどありません(もともと低機能な部分は置いておいて)。ちょっとしたプログラミング技術があれば、独自の機能を構築することもできます。なので、試してみて損はないかなと思いました。

これらの無料HP作成サービス(ツール)は、こだわろうと思えば、いくらでもこだわることのできるものでありながら、割り切ってしまえば、HPを作って公開するところまで、本当にすぐに(最短数分で)できるものです。もしHPを持っていないのでしたら、まずは無料で気軽に試してみることをお勧めします。

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